薬剤師のスキルアップ - 認定薬剤師を目指してみませんか

薬剤師求人の基礎知識│認定薬剤師とは何か?

看護師がスキルアップして認定看護師を目指したりします。医療関係者は向上心が強い人達が集まっている業界です。薬剤師ならば認定薬剤師を目指してみませんか?――そんな提案をしてみたいと思います。
薬剤師転職-面接での重要ポイント

認定薬剤師制度は1998(平成10)年に発足しました。一般社団法人日本医療薬学会の管轄です。この制度の目的は(1)高度化する医療分野で安全かつ良質な薬物療法を提供すること(2)医療薬学の普及向上を図ることです。

簡単に言いますと<キチンと薬学の勉強をしている薬剤師>です。公的な機関によって認められた薬剤師というお墨付きがもらえるということでしょう。薬剤師は常に勉強をしていかないと仕事ができません。そのモチベーションを維持するために認定薬剤師を目指すことは意義があることです。

認定薬剤師は毎月何度か講習会が開催されます。その講習会に出席すると「受講シール」が配布されます。1単位につき1枚のシールですが、これを「薬剤師研修手帳」に貼付して40単位を集めます。40単位が集まったら規定の手続きに沿って認定証申請をすることで「認定薬剤師」として日本医療薬学会に認められます。

認定薬剤師になれば何か特典はあるのでしょうか? 残念ながら何か特典があることはありません。けれどもこの認定証はこれからの時代は価値がでてくるかもしれません。

「認定薬剤師」になることが重要になってくる可能性もあります。1単位を取得するには約2時間の講習会に出席しなければなりません。もしも「薬学大会」に出席すれば4単位程度貰えるケースもあるので比較的早く受講シールは溜まるでしょう。

薬剤師の仕事をしていると、遅くまで仕事があったりして講習会に出席することは難しくなります。大学院生ならば薬学大会に出る機会が多いので溜めるのは簡単です。一番初めの認定薬剤師申請は4年以内に40単位集めることが条件です。

取得後も3年毎に30単位集めて更新しなければ認定はなくなります。結構大変ですが、大変だからこそ価値ある認定資格です。これからはキチンと勉強をしている薬剤師が重要視される時代がくるでしょう。

薬剤師を目指す人がやっておくと役立つこと

薬剤師を目指している高校生や薬学部の大学生が今、絶対にしておかなければならないことは何でしょうか。それは勉強です。あなたが高校生ならば薬学部に合格するための勉強をしなければなりません。あなたが薬大生ならば薬剤師国家試験に合格するための勉強をしなければなりません。

それ以外に、薬剤師を目指す人がやっておくと役立つことを今回はご紹介したいと思います。勉強をすると同時に可能な限りアルバイトをしておくと良いでしょう。例えば学習塾や予備校などの講師や家庭教師です。

こういったアルバイトは生徒にいろいろな説明をします。薬剤師になった暁には患者様に対して薬のことや薬の器具の使い方をわかりやすく説明しなければなりません。学習塾などの講師をすることで<わかりやすく説明するテクニック>を磨くといいでしょう。

説明能力やコミュニケーション能力は薬剤師になっても強力な武器になります。<説明する>行為の基本は薬剤師でも講師でも同じです。私は「あのときやっていてよかった」「とても役立っている」と実感しています。

講師以外で役立つアルバイトはショップ店員です。身近なところではコンビニエンスストアでのアルバイトです。 バーコードを使うことを経験しておくのもいいでしょう。

理想的には手打ちレジの経験です。最近はあまり見なくなっていますけれども、薬局によっては薬剤師がレジを打つようなシーンもあります。勘が良い人ならばすぐにマスター出来ますが、案外レジでつまづいてしまう薬剤師が多いです。

初めてレジを触った薬剤師は間違いを連続してしまったりします。患者様に返金することになったり追加徴収をしなけれならなくなったり……とても面倒になりますし信用もなくします。レジ経験があれば薬剤師の仕事にゆとりが生まれます。

新人薬剤師が覚えなければならないことはただでさえ多いです。覚えなければならないことが一つでもなくなることは精神的にも助かります。手打ちでなくバーコードでもいいでしょう。最近はバーコードを利用して薬を発注する<オンライン発注>が増えてきています。役に立ちますがバーコードは簡単ですから経験がなくても大丈夫です。